【2月18日】まちづくり講演会を開催

• 藤枝駅前地区総合再生会議が活動内容の普及活動としてまちづくり講演会を開催
• 長野県駒ヶ根市における「こまがねテラス」の取り組みを紹介

2月13日に市武道館において、藤枝駅前地区総合再生会議（事務局：株式会社まちづくり藤枝）主催によるまちづくり講演会を開催しました。これは、再開発事業が完了した駅前一丁目8街区の2つの管理組合と、駅前一丁目6街区再開発準備組合、駅前商店街振興組合、株式会社まちづくり藤枝で構成する同会議において策定した「藤枝駅前地区まちづくり憲章」の取り組みを、広く地域に皆さんに普及することを目的として開催したものです。

また、併せて市から、この先10年間の再開発事業の指針となる、「藤枝駅前地区市街地総合再生基本計画」についても説明を行いました。

同会議は「持続可能で魅力あふれる、徒歩圏暮らし」として、同じ目標に向けた統一感のある、駅前地区のまちづくりに取り組んでおり、今回の講演会では、魅力ある商店街づくりのためにブランディングの取り組みを始めた長野県駒ヶ根市の「こまがねテラス」の取り組みを、コーディネーターも務めた公益社団法人全国市街地再開発協会の高野氏に講演いただきました。

駒ケ根市は、駒ヶ根高原や千畳敷カールを中心とした豊かな観光資源をもっていますが、高速道路から直接高原を訪れる人が多く、駒ヶ根駅周辺は賑わいが失われていました。その中で2015年から市と地域の人たちとで地域ブランディングの検討を始め、2017年に「こまがねテラス」の活動を開始しました。観光客をターゲットとして、それぞれの個店ができる範囲で観光客向けの商品を販売する取り組みやサービスなどを進めており、空き店舗の減少など変化が起き始めています。

商店街の魅力向上を図ることで、まちの魅力向上にもつながっている事例であり、大変参考になる講演となりました。

今後も藤枝駅前地区総合再生会議と連携し、駅前地区の魅力向上に取り組んでまいります。