第15回 “魂の俳人”藤枝市村越化石俳句大会の表彰式を行いました

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令和元年12月8日(日曜日)、藤枝市役所西館 大会議室で、第15回“魂の俳人”藤枝市村越化石俳句大会の表彰式を開催しました。

本大会は、魂の俳人と呼ばれ、ハンセン病を患いながらも俳句界に多大な実績を残した村越化石氏を顕彰する俳句大会であり、村越化石氏の俳句の世界を理解するとともに、次世代を担う小・中学生を中心に俳句に親しみ、楽しんでもらうことで俳句文化の振興を図ることを目的に開催しています。

今大会には、小学生から一般の部まで、前回を大きく上回る2,734句の応募があり、優秀な成績を収めた33名を表彰しました。入賞者は下記のとおりです。この場を持って発表とさせていただきます。

当日は、俳句の選者である関森勝夫氏から、「子どもの感性は素晴らしい、日本の伝統文化である「俳句」を守り発展させていくには、子どもたちに俳句に親しんでもらうことが大切である」との講評をいただいたほか、DVD「心眼 俳人村越化石、魂を句に託して」の上映を行い、村越化石氏についての知識を深めました。

今後、特別賞受賞句の展示会を以下の日程で巡回展示いたします。ぜひお近くの会場でご覧ください。

 

展示日程・会場

【展示日程・会場】

1月  7日

1月26日

駅南図書館(BiVi藤枝3階)注:月曜休館

1月28日

2月16日

藤枝市役所玄関ホール

2月19日

3 月 8日

岡部支所分館玄関ロビー 注:月曜休館

3月 11日

3月22日

生涯学習センターロビー 注:3/16(月曜日)休館

 
北村市長あいさつ

北村市長あいさつ

受賞者

村越化石賞 受賞者

受賞者のみなさん

受賞者のみなさん

村越化石賞(有馬 朗人選)

(小学校の部)鈴木 彩世 藤枝小学校一年

あさがおにおみずあげるとにじがでた

【 講 評 】

あさがおにスプレイで水をかけたとき、その水に太陽の光がさしこんで、虹が生れたのである。美しい虹をうたったところがよい。

(中学校の部)笹野 陽介 藤枝中学校二年

初富士に負けじと波上げ駿河湾

【 講 評 】

駿河湾から眺める初富士は特に美しい。その初富士の偉力に負けまいと駿河湾の方も高々と波上げるのである。正月らしい元気のある俳句である。

(一般の部)大石 容一 藤枝市築地

端居して妻と余生のこと少し

【 講 評 】

人並みに年を取った。でもまだ夫婦とも健康である。これからの余生を大いに楽しもうと話しながら端居している姿が明るく描かれている。これからも御幸せであれと祈っている。

市長賞(有馬 朗人選)

(小学校の部)荻野 虎丸 青島東小学校五年

エアコンの風で鳴り出す竹風鈴

【 講 評 】

エアコンが涼しい風を吹き出した。家族の皆が涼しいと喜びの声をあげたらば、なんと竹風鈴まで涼しい音で鳴り出したのである。人間に合せて竹風鈴まで喜んでいるようで面白い。

(中学校の部)杉本 琴美 青島中学校三年

祖母の焚く送り火ひとつ風となり

【 講 評 】

家族が集まって送り火を焚いている。特にお祖母さんが焚いた送り火が風のように流れ出したのである。亡くなった人の魂が挨拶をしていったようである。

(一般の部)祝田 五郎 藤枝市茶町

八十路なほいどむものあり雲の峰

【 講 評 】

何時の間にか八十歳になった。でも人生百年の時代である。まだまだやりたいことが沢山ある。あの雲の峰を見るとます〱心が躍るのである。

教育長賞(関森 勝夫選)

(小学校の部)白岩 琉奈 藤枝中央小学校二年

せみのこえ道のむこうがゆだってる

(中学校の部)杉原 樹 藤枝明誠中学校二年

声合わせ夢の舞台へ汗流がす

(一般の部)池田 徳 藤枝市岡部町三輪

一病を抱へ八十路の夏祓ひ

文化協会会長賞(関森 勝夫選)

(小学校の部)工藤 莉美 高洲南小学校四年

早起きの風鈴の音水の音

(中学校の部)吉田 光輝 藤枝明誠中学校一年

花火見る視線が母と同じ位置

選者

有馬 朗人氏(俳誌「天為」主宰、2018年蛇笏賞受賞、山口青頓氏に師事、根津育英会武蔵学園学園長、静岡文化芸術大学理事長、俳人協会顧問、全国俳誌協会顧問、国際俳句交流協会会長、東京都俳句連盟会長)

関森勝夫氏(俳誌「蜻蛉」主宰、村越化石氏と同じく大野林火氏に師事、静岡県立大学名誉教授、俳人協会顧問、俳人協会静岡県支部顧問、国際俳句交流協会評議員、日本文藝家協会会員)

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更新日:2019年12月16日