令和6年度文化体験教室【茶道】を開催しました
茶室での作法などを学びました
令和6年7月15日(土曜日)に藤枝地区交流センターにて、今年度の初回となる「文化体験教室」の茶道教室がスタートしました!講師は藤枝市茶道連盟が務めます。
教室は、お辞儀の作法を学ぶところから始まりました。最初の説明で、畳に座る際は縁から数えて十六目、下がった位置に座るとの説明があり、参加者たちは畳の目を数え、自分の手などと長さを見比べながら、座る位置を素早く知るための方法を確認していました。また、お辞儀には深さによって種類があること、ゆっくり起き上がることで相手に失礼のないお辞儀ができることなどを習い、何度も繰り返し練習しました。参加者たちは、慣れない畳と正座に足を痛めながらも、真剣に説明を聞いていました。
お辞儀のお作法を一通り終えると、お茶菓子とお茶をいただくことになり、参加者たちからは嬉しそうな表情が見られました。お茶菓子は、お盆に乗せて一人一人に配られます。配る係をやりたい!という積極的な声もあり、数人で手分けして、畳の縁を踏まないように気を付けながら、お盆を持って参加者たちにお菓子を配りました。続いて、お茶を点ててみると、経験者が多かったこともあり、講師が感心している様子も見られました。
お茶を点てるための道具についても、一つ一つの名前や由来の説明がありました。茶杓(ちゃしゃく)や茶筅(ちゃせん)が竹からできていることや、山道盆は、お盆の縁が山のようになっていることが由来であることを聞くと、興味深そうに縁をなぞる様子も見られました。教室の最後には、最初に習ったお辞儀を丁寧に行い、この日の練習を終えました。
今後の予定について
今後は、10月の文化体験教室合同発表会、市民文化祭での発表に向けて、全10回の練習に励みます。参加者たちが体験教室を通して学んだ成果を披露しますので、当日は是非、会場までお越しください!(茶席の体験には茶券の購入が必要になります。)
更新日:2024年06月18日