令和6年度文化体験教室【謡曲】を開催しました
謡曲の謡(うたい)や仕舞(しまい)を練習しました
令和6年6月8日(土曜日)に生涯学習センターにて、「文化体験教室」の謡曲<宝生流>教室がスタートしました!講師は静岡掬水会が務めます。
練習は、基本的な所作の練習から始まり、扇を袴の腰に差した状態に見立て、ズボンの腰に扇を差したところから、取り出して扇を使用するまでの一連の流れを学びました。扇は右手で持つことや、手の置く位置にも気を付けることなど、細かい点にも注意しながら、繰り返し練習を行いました。
続いて、「鶴亀」の歌詞を見ながら、全員で謡(うたい)の練習を行いました。公演の本番では、舞台上で全員で息を合わせて謡うため、歌詞を覚えなければなりません。また、謡の節は独特で、初めての参加者にとっては難しさを感じるところもあったかと思いますが、経験者の参加者が引っ張っている様子が見られました。
基礎練習が終わった後は、演目ごとに分かれ、個別指導の時間となりました。講師からは、扇の向きや、動かすタイミング、身体の向きの変え方など、細かな指導があり、参加者たちは講師の所作をお手本にしながら、一つ一つ丁寧に仕舞を繰り返し、練習に取り組んでいました。
今後の予定について
今後、10月の文化体験教室合同発表会と市民文化祭での発表に向けて、全10回の練習に励みます。発表の当日は、参加者たちが体験教室を通して学んだ成果を披露します。入場は無料ですので、是非、会場までお越しください!
更新日:2024年06月13日