藤枝市産業振興ビジョン

本市では、新しい時代の多様なニーズに柔軟に対応していくため、産業の将来像を明らかにし、事業者・産業団体・行政・市民・金融機関などが協働して環境や体制の整備を行い、目指すべき方向性を共有していく「藤枝市産業振興ビジョン(2014~2020)」を策定しました。
今後は、計画的・体系的に施策の推進を図ります。
基本理念
創造
事業者の自助努力・創意工夫による取り組みをもとに、市・市民・事業者・産業経済団体などが協働して推進します。
発展
地域の“人財”や技術などの資源を活かし、異業種間の連携や情報提供などにより、中小企業者の発展を推進します。
安定
人財育成、勤労者の福利厚生の向上に努め、地域雇用の確保を推進します。
目標
地域の中小企業・小規模事業者の持続的成長を支えるまち・ふじえだ
市内の中小企業および小規模事業者は、地域経済の基盤であり、雇用を生み出し地域を成長させる源泉となっています。
本市では、市内企業の需要を把握しながら、各産業分野の取り組みを強化。また、業界間を越えた企業のネットワークを拡大し、産学公民金が一体となった新たな取り組みを進めていくことで、より一層の地域内経済循環を推進し、市内の企業を支え、元気にしていきます。
計画期間
平成26年度~平成32年度の7年間
2020年東京オリンピック・パラリンピックまでの向こう7年間を地方経済成長においても重要なタームと捉え、7年間のビジョンとしました。
基本方針
従来の産業分野である、第一次産業(農林業など)、第二次産業(製造業・建設業など)、第三次産業(小売業・サービス業など)に基づいた、商業・観光・農林業・企業立地・工業を柱としながら、産業の裾野が広く今後の成長が見込まれている「健康・福祉」の分野を新たな柱としてもうけました。
エコノミックガーデニングを推進するまち(産業政策)
農商工連携および6次産業化を進めながら、地元の中小企業が活躍できる環境を整え、地域経済の担い手として育てていくエコノミックガーデニングを推進していきます。
エコノミックガーデニングとは、地域という土壌を生かし、地元の中小企業を大切に育てることで地域経済を活性化させる取り組みのこと。
活力と賑わいを生み出すまち(商業)
事業者の「活力」と買い物客の「賑わい」により、活力と賑わいが続き可能性と魅力のあふれる商業の振興を進めていきます。
感動を生む観光交流のあるまち(観光)
さまざまな主体との協働による魅力あるまちづくりを推進し、観光交流客の拡大と観光交流を通じた地域活性化を推進していきます。
事業者の「活力」と買い物客の「賑わい」により、活力と賑わいが続き可能性と魅力のあふれる商業の振興を進めていきます。
感動を生む観光交流のあるまち(観光)
さまざまな主体との協働による魅力あるまちづくりを推進し、観光交流客の拡大と観光交流を通じた地域活性化を推進していきます。
未来を拓く農林業が発展するまち(農林業)
農山村の持つ豊かな地域資源を活かしたビジネスを強化・創出し、収益性の高い農業経営を展開していきます。
地元企業の育成と企業立地を推進するたち(企業立地・工業)
いつまでも住み続けたい、働き続けたいまちを目指して、地元企業の振興と企業誘致を推進していきます。
健康・福祉関連産業を育成するまち(健康・福祉)
少子・高齢社会においても安心して住み続けられるまちを目指して、健康・福祉関連企業の誘致などを推進していきます。
重点産業
重点産業として、「サッカー」、「食」、「環境」を掲げ、それぞれの領域に留まらず、広く産業経済の面で波及効果を生み出していくことを目指します。
- 『サッカー』を育む新たな産業の展開
- 『食』を活かした魅力ある産業の展開
- 『環境』をキーワードとした裾野の広い産業の展開
藤枝市産業振興ビジョンは、下記PDFをご覧ください。
更新日:2018年10月08日