藤枝市の教育施策

令和3年度藤枝市教育施策

基本方針

藤枝市教育委員会は、平成24年度に策定した「藤枝市教育振興基本計画」に基づき、「笑顔あふれる教育」を基本理念とし、次代を担う「人間力」を備えた人材を育成するため、教育環境の更なる充実を図り「家庭」「地域」「学校等」と連携して子どもの教育を進めます。また、『新しい時代も“選ばれるまち”』として力強く持続する藤枝市の実現に向けた特色ある教育施策の更なる深化と、10年、20年先を見据えた新たな教育施策を推進し、藤枝の教育を受けて良かったと保護者に思ってもらえるような取組にチャレンジしていきます。

こうした方針に沿い、これまで進めてきた各事業の総括と再評価を実施するとともに、小学校は令和2年度、中学校は令和3年度から全面実施となった学習指導要領にしっかりと対応する事業を展開するため、平成29年度に策定した「藤枝市教育振興行動計画(後期計画)」を基に、引き続き3つの基本目標を掲げて施策・事業を着実に進めていきます。

基本目標1.

市民総がかりで子どもの未来を応援します~0歳からのスタート~

基本目標2.

一人ひとりの子どもに未来を生き抜く力を育てます~学校教育を中心に~

基本目標3.

だれでもどこでも学び合う環境を整備します~生涯学習の観点から~

「藤枝市教育振興基本計画」及び「行動計画」は、本市の持続可能な都市づくりに向けた「第2期ふじえだ健康都市創生戦略」(令和2年3月策定)及び本市の最上位計画であり、本年度から始まる「第6次藤枝市総合計画」(令和3年3月策定)と連動、整合する位置付けとしており、これら各計画に基づき本市の教育政策を戦略的に推進していきます。

また、本市は自治会などの学校教育に対する深い理解を背景に、地域が学校を支える意識が高く地域コミュニティが活発に活動しています。こうした特長や強みを活かしながら「すべての大人が子どもを慈しみ育てる」という体制を更に強いものとするため、「家庭」「地域」「学校等」がそれぞれの役割を明確にし、強い連携の基にその役割をしっかり果たすとともに、コロナ禍への確実な対応や、本市におけるICT教育の推進など、様々な施策を着実に推進し「学びの環境モデルふじえだ」を実現していきます。

主要施策

教育政策課

本市独自のICT教育の推進

これまで先駆的に取り組んできたICT教育をさらに加速させるため、新時代の学びを支える先端技術を効果的に活用した授業づくりや家庭学習を推進していきます。また、教員や子どもたちのICTスキルを伸ばしていくために、ICT支援員によるサポートや、校内研修会等の充実を図り、教員や子どもたちのICT活用の幅が広がる研修体制を構築していきます。

小中一貫教育の推進

藤枝市小中一貫教育推進計画に基づき、市内中学校区毎に地域の特性を活かした小中一貫教育を推進します。併せて、学校・家庭・地域が協働して効果的に小中一貫教育を推進するため、コミュニティ・スクールを導入し、「地域とともにある学校づくり」を進めます。本年度は、新たに藤枝中・青島中・青島北中の各学区で小中一貫教育及びコミュニティ・スクールを開始することにより市内全地区での実施となります。

加えて、5年の計画期間が本年度で満了を迎える「藤枝市小中一貫教育推進計画」の更新に向け、教員や児童生徒同士のさらなる連携と、各校区に適した小中一貫教育のあり方などを定めた第2期計画の策定を進めます。

登下校時における子ども見守りの支援

小中学生の登下校中の安全、安心を確保するため、小中学生の保護者が、民間事業者が実施するIoTを活用した見守りサービスを使用する際、端末導入にかかる初期費用の一部を助成することで、サービスを利用する保護者の負担軽減を図り、子どもの見守りを支援します。

効率的な学校運営と効果的な学校施設管理

学校事務マニュアルの整備や共同学校事務室の設置、デジタル校務の利活用等による事務処理の標準化を進めるとともに、学校業務員によるグループ作業の推進を図るなど、効率的な学校運営の実現を図っていきます。

また、施設マネジメント計画に基づき、校舎、屋内運動場の屋根の劣化を抑制するための防水改修等や施設の改修工事を行うなど、効果的な学校施設の予防保全・整備・安全点検を実施し施設管理に努めます。

空調設備整備の推進

近年の気候変動に伴う、夏場の厳しい暑さから、児童生徒を守る目的で、令和元年度に設置した小中学校の全ての普通教室の空調設備に加えて、特別教室についても設置していきます。特別教室の中でも、特に利用頻度の高い理科室、音楽室を順次、整備していく予定で、はじめに、中学校から整備を進め、その後、小学校の整備に着手していく予定です。

学校トイレ環境改善の推進

現状の学校施設は、現代の生活様式への対応が不十分であるため、トイレの洋式化を求める声が高まっています。また、施設の老朽化も進んでいることから、明るく清潔で使いやすいトイレ環境改善を推進しており、平成30年度には小学校1年生用トイレの整備が完了したところです。令和元年度からは小学校の各学年が使用するトイレについても整備を進めており、本年度につきましても3校において改修工事を予定しています。

情報化社会における教育サポート

インターネットの普及に起因する児童生徒に対する誹謗中傷や、いじめ・トラブルが深刻な問題となっており、これらを未然に防止する必要があります。市内の小中学校を対象とした学校非公式サイトやプロフィールサイトについて、現状を把握し、対策が必要な事案については、削除依頼や学校を通じた指導などの対応をするために、児童生徒及び保護者に情報モラル教育や啓発をする「学校ネットパトロール」を実施します。特に情報モラル研修では、ネットの危険性や適正使用を啓発していきます。

科学教育の推進(ふじえだロボットアカデミー事業)

未来を担う子どもたちに、身につけてほしい創造力や問題解決力を養成するため、大学等との連携によるロボットづくり等の体験を通して科学技術に興味・関心のある子どもを育成する「ふじえだロボットアカデミー事業」を継続します。ロボットづくりや小中学校に配置されたペッパーを活用したプログラミング講座などを実施するとともに、ロボコン全国大会やプログラミング・コンテスト等への参加を目指すことで、小中学生の論理的な思考力、判断力、表現力を養います。

藤枝市教育振興行動計画の進行管理

藤枝市教育振興基本計画の基本理念『笑顔あふれる教育』を目指し、「学びの環境モデルふじえだ」づくりに向けて実施してきた特色ある本市ならではの教育施策のさらなる深化に向けて、子ども未来応援会議等の有識者の意見を参考として、新たな目標や課題を明確にする中で、藤枝市教育振興行動計画(後期計画)に基づく教育施策・事業の進行管理を行います。

併せて、本計画は令和4年度末までの計画であるため、新しい教育振興基本計画の策定に向けた取り組みも開始します。

小規模特認校制度導入への取組み

地域の自然豊かな環境などの特色を生かした教育を実施できる小規模校を教育委員会が特認校に指定し、児童とその保護者がその学校への入学や転校を希望した場合に、特例で入学・転校を認め、子どもの健やかな成長と学びの場としての環境の充実を図る目的で、中山間地の小学校3校(瀬戸谷・葉梨西北・朝比奈第一)で、令和4年4月からの制度導入に向けて地元や保護者との合意形成や例規等の整備、市民への周知や入学等への準備をしていきます。

確かな学力の育成

確かな学力の向上のために、1人1台タブレット端末をダイナミックに活用し、基礎基本の確実な定着や応用力・活用力等の育成に努めます。また、関わり合いの中で学ぶ喜びを実感することを通して、将来にわたって子どもたちが新たな課題に創造的に取り組む力と意欲を育むため、「授業で人を育てる」という本市が伝統的に大事にしている教育理念を小中学校9年間で浸透させます。

さらに、支援員やALT、学校図書館司書などの人的配置の充実により、個に応じたきめ細やかな学習指導や学ぶ楽しさを実感できる授業づくりを支援するとともに、ユニバーサルデザインの視点を取り入れた授業づくりを推進することで、すべての子どもにとってわかりやすく学びやすい授業を目指します。

加えて、複式学級となる小規模校においては、学年の系統性を重視した多様な学びを保障するため、主要な教科において学年ごとに授業が実施できるよう複式解消支援教員を配置します。

スクールロイヤーの活用

小中学校に通学する児童生徒が、学校生活における諸問題の中で、トラブルや困難な事態に陥るのを未然に防ぐことや、問題を早期に解決することを目的として、スクールロイヤーによる研修会の開催や、出前授業を実施し、併せて、学校からの相談に対する助言を行うことで、児童生徒や教職員の法的な側面からの正しい認識と理解を深め、児童生徒の成長と発達を支えていきます。

教育課題の研究と教職員の能力育成

教職を志す人の養成や、市内小中学校に在籍する若手・中堅教員育成の授業力・学級経営力の向上を目的に、「ふじえだ教師塾」を開催します。

また、教職員の研修等に教育指導相談員やスーパーティーチャー等を配置し、さらなる教員指導体制の充実を図るとともに、教職員一人一人が自己課題を持って、教育実践や研修に取り組む体制を整えます。

特別支援教育の体制強化

市内小学校13校、中学校9校に特別支援学級を設置し、一人一人の特性に合わせた就学の支援を図ります。また、きめ細やかで柔軟な支援のため、市内全小中学校に「特別支援教育支援員」を配置するほか、看護師免許を有する支援員を「学校看護師」として配置し、医療的ケアを必要とする児童生徒の支援にあたります。

さらに、新型コロナウイルス感染症による新しい生活様式に対応した「学校生活支援員」を配置することで支援の充実を図ります。また、就学支援の相談窓口の開設や、中学生のための支援教室「する~ぱす」の全校設置など、よりきめ細やかでニーズに対応した特別支援教育の支援体制の構築を進めます。

英語教育の充実

子どもたちが中学校卒業時に物怖じせず自然と英語で簡単な日常会話ができるように、ALT(英語指導助手)との授業を実施し、国際感覚にあふれた子どもの育成に力を注いでおります。小学校から中学校への接続を円滑にするために、同一中学校区の小学校6年生と中学1年生に同じALTを配置し、小学3年生から中学3年生までのコミュニケーションを柱とした英語教育を実践します。

また、授業以外でもALTと交流する課外英語体験活動(Fujieda English Camp)を継続し、児童生徒の英語に対する興味や意欲を引き出すとともに、国際感覚の育成を図ります。

児童生徒の読書環境の充実

1校1人体制の学校図書館司書配置により、子どもや教職員にとって本についての相談がしやすい環境を作り、読書好きの子どもが更に増え、読書量が増加することで心が豊かになり、充実した言語活動を行う子どもの姿を目指します。そのために、学校図書館活用ガイドラインを活用し、市立図書館との連携を深め、図書館司書に対する研修を重ねていくことで、指導力の向上を図っていきます。

思いやる心など、豊かな人間性を培う教育活動

思いやる心や感動する心などの豊かな感性と当たり前のことが当たり前にできる力を育むとともに、自らを律しつつ他人と協調し、共に学び共に生きる喜びを実感できるよう、ピア・サポート活動のさらなる充実を図り、児童生徒・教職員・地域・保護者が一体となって「子どもが安心して学べる学校づくり」を推進します。

児童生徒を支援するサポート体制

特別支援教育支援員の全校配置、スクールソーシャルワーカーやスクールカウンセラー等の活用により、非行、いじめ、不登校や発達の偏り等様々な問題で悩む児童生徒及びその保護者への支援体制の充実を図ります。

また、市内の小中学校に在籍する外国人児童生徒に対し、外国人児童生徒適応指導員が学校を巡回し、学校生活への細やかな適応指導を行います。

教員の働き方改革の支援

教員が授業に専念できる環境の整備と、教員自身の働き方の見直しの両面から業務改善を図り、学校教育の質の向上につなげます。本年度は学校における業務改善の方針や計画の参考となるような「業務改革プラン」を策定するとともに、小学校専科教員制や部活動指導員の配置を推進し、教員が子どもとしっかり向き合う時間の確保や教員自身のワークライフバランスの充実を目指します。

学校給食課

新学校給食センターの整備

老朽化が著しい3ヶ所の給食センターについて、新たな機能を備えた学校給食センターの基本構想・計画の策定を行います。

調理機器等の更新

調理機器類等の更新・修繕を計画的に実施していく中で、本年度は西部学校給食センターの照明器具の取替と、北部学校給食センターのコンビオーブン等を更新します。

学校給食による食育の推進

児童生徒に栄養バランスのとれた食事を提供し、健康の保持増進、体位の向上を図るだけでなく、栄養教諭による給食時の学校訪問や、授業時間を利用した食に関する指導などを行い、食品ロス削減を含めた食に関する正しい理解と望ましい食習慣を身に付ける食育を推進します。

安全で安心な食物アレルギーにも対応した学校給食の提供

給食で使用する食材料については、生産地や食品添加物等の確認、必要に応じた検査などを実施し、安全で新鮮なものを使用します。また、献立検討会の意見や、学校給食物資分析表を参考に、食物アレルギーのある児童生徒に配慮した栄養バランスのとれたおいしい給食を提供します。

学校給食地産地消の推進

地産地消の推進を実施するために生産者から給食センターへの食材の直接納入を推進するとともに、新たな食材の購入を促進するため生産者の発掘に努めます。また、小学生による地元食材を活用した給食メニューコンテストを行い給食に提供します。学校給食の献立に地場産品や郷土料理を取り入れることで、地域産業の活性化に加え、健康的な食生活の実現、生産者への感謝の心を育みます。

衛生管理の徹底

学校給食衛生管理基準に基づき、食品、調理・洗浄作業、施設設備の衛生管理の徹底と、調理員・洗浄員等には月2回の保菌検査の実施や、感染症等を未然に防ぐための検査・消毒等を継続して実施します。また、調理員・洗浄員等の衛生管理に対する意識向上を図るため衛生管理研修を実施します。

給食運営業務の見直し

文部科学省により、令和元年7月に「学校給食費徴収・管理に関するガイドライン」が策定され、学校給食運営業務や給食費会計、組織体制等についての指針が示されたことを受け、給食会計の公会計化に向けたシステムについて検討します。

学校給食費の援助について

新型コロナウイルス感染拡大等により、収入が基準額以下となった世帯に対し学校給食費を援助します。

生涯学習課

科学教育に触れる機会の創出

未来を担う子どもたちの創意工夫の精神や知的好奇心を刺激し、子どもたちが科学に関心を持つきっかけづくりとして、宇宙を含む科学体感イベント「フジエダ☆宇宙(コスモ)キッズラボ」をはじめ、JAXA科学教育プログラムを活用した「コズミックカレッジ」、静岡大学と連携した「わくわく科学教室」、静岡理工科大学と連携した「藤枝市少年少女発明クラブ」、JAXA職員による小中学校での連携授業を開催します。

学習機会の提供と人材の育成

藤枝市教育振興基本計画の施策に基づき、出前講座、人材活用事業、藤枝ちゃんねるでの動画配信などを通して様々な学習機会を提供し、地域の住民の知識や技能を活かし、社会教育を推進する人材の育成に努めます。

学校・家庭・地域の連携による人材の活用

地域の人材がボランティアとして、小中学校へ学習支援や体験活動の支援を行う「学校サポーターズクラブ」(地域と学校の連携・協働体制構築事業)の充実を図り、地域コミュニティの創出、地域の教育力の向上と教員の子どもに対するきめ細やかな指導時間の確保に繋がる体制づくりを推進します。

家庭教育支援と親学講座の充実

市内全小学校に開設する家庭教育学級における各種講座開催のほか、就学時健診の機会を活用した親学講座を開催します。また、近年のさまざまな情報機器の急速な普及に伴う、情報モラルを醸成する講座を開催します。

生きがい創出事業の実施

高齢者が自らの居場所を見出し、生きがいを感じながら活躍する、元気なまちづくりに資するため、大学と連携して、学習成果の還元を狙いとした多様な講座を開催します。

放課後子ども教室事業の推進

すべての小学生を対象として週末や放課後に地区交流センターや小学校において、地域ボランティア等の運営による「放課後子ども教室」事業を推進することで、子どもたちが学校生活から離れた放課後に安全な居場所を確保します。

青少年の健全育成の推進

地域・家庭・学校が連携し「地域の子は地域で守り育てる」という基本理念のもと、青少年健全育成や子ども会活動の支援を推進します。また、本市の恵まれた豊かな自然環境の中で様々な活動を行い「生きる力」と「愛郷心」を育む自然体験活動事業などに取り組みます。

青少年の非行防止及び被害防止活動の推進

青少年を非行や犯罪の被害から未然に守るため、青少年補導員を中心に地域や学校、警察等関係団体の協力を得て、夜間の街頭補導や青色回転灯装着車両による巡回、有害図書類の回収など、良好な環境の維持に努めます。

子ども・若者支援協議会による連携

ニート・引きこもり・不登校など、社会生活を営む上で困難を有する子ども・若者への支援のため、関係機関での情報共有と早期対応に向けた支援方策等について協議し、連携を強化します。

図書課

図書館資料の収集・整理・保存

情報拠点として時代のさまざまなニーズに対応できる魅力ある図書館を目指し、資料の収集・整理・保存に努めます。

身近で利用しやすい図書館サービスの提供

駅南図書館、岡出山図書館、岡部図書館、地区交流センター図書室において、貸出・返却、本の相談、他の図書館との相互貸借など、身近で利用しやすい図書館サービスの提供に努めます。また、県立図書館をはじめ学校図書館、大学図書館等とも連携して、サービスの充実を図ります。

なお、サービスの提供にあたり、市民が安心して図書館を利用できるよう、館内の消毒など新型コロナウィルス感染拡大防止対策を確実に実施します。

図書館利用者の拡大

図書館利用者の拡大に向け、読書ボランティアと連携した催し物等を開催し読書活動の啓発を行うとともに、発達に課題のある子どもたちを休館日に招く「そらいろ図書館」事業や乳幼児連れの保護者にも気兼ねなく図書館を利用してもらうための「赤ちゃんタイム」事業を実施し、図書館への来館に抵抗感を持つ市民の利用促進に取り組みます。

静岡産業大学・静岡福祉大学との連携事業の推進

静岡産業大学・静岡福祉大学と連携し、所蔵する資料の相互貸借や、大学が持つ資料や作品の市立図書館での展示を実施するとともに、夏休みの自由研究講座やそらいろ図書館などの事業へ学生が参加する仕組みを構築して図書館事業の充実を図ります。

藤枝エコノミックガーデニング事業の支援

駅南図書館におけるビジネス支援の拡大をめざし、産業振興部やBiVi藤枝1階のエフドアと連携し、関連資料の充実やブックリストの作成、セミナー会場の提供などを行い、中小企業のチャレンジを活発化させる支援を推進します。

子ども読書活動の推進

令和3年3月に策定した「子ども読書活動推進計画(第四次)」に基づき、すべての子どもが自主的に読書活動を行うことができるように、環境整備や読書機会の提供、読書活動の啓発等の各種事業を行います。

  1. 読書っ子育成事業として、絵本配送先である幼稚園や保育所等のさらなる拡充に努めるとともに、絵本配送時に新着絵本リストを配布する等、新たな絵本と出会うきっかけづくりとして、情報提供を中心としたサポートを行います。
  2. 夏休み期間中に専任の相談員が小学生を支援する調べ学習相談コーナーを設置するとともに、市内全小中学校に専任の学校図書館司書が配置されたことを受け、図書資料の貸出だけではなく、本の修理や効果的な本の展示方法など学校図書館の運営に対する実践的なサポートを行い、各校における読書環境の向上を図ります。
  3. 14回を迎える「よむゾーくん大賞」により多くの児童・生徒に参加してもらえるよう、内容を改善します。
  4. 子ども読書活動の推進に求められている支援と「静岡県子ども読書アドバイザー@ふじえだ」のアドバイザー活動を結び付け、市内における読書環境の整備を図ります。
高齢者への読み聞かせ事業

岡出山図書館と岡部図書館で「大人のためのおはなし会」を展開し、高齢者への読書活動の場を提供します。

歴史・街道文化に関する資料収集

市内の歴史・街道文化の資料を積極的に収集し、岡部図書館を中心に、地域や関係団体と連携を深め、宿場町に関する館内展示やSNSによる情報発信を積極的に行います。

岡部地区昔話の紙芝居デジタル化

岡部の地元のおはなし会が作成した紙芝居をデジタル化し、プロジェクターでの拡大投影や動画配信による自宅での視聴など、新型コロナウイルス感染拡大防止に対応した活用を図ります。

街道・文化課

合唱活動の推進(子ども合唱アカデミー事業)

小中学校では「合唱活動」を学校経営・学級経営の柱に据え、積極的に取り組む学校が多く、様々な合唱コンクールにおいて優秀な成績を収めるなど、合唱に対する機運が高まっています。この状況を更なる「合唱活動」の推進と、全国コンクール出場校の育成を目指す絶好の機会と捉え、合唱指導の専門家を学校に派遣するなど、子どもたちの「合唱活動」を支援する「子ども合唱アカデミー」を実施します。

芸術文化活動支援 (Read Arts事業)

文化芸術の魅力を発信し、次代の芸術文化の担い手となる子どもたちの育成を図ることを目的に、若手芸術家を中心とした実行委員会により、イベント「Read Arts~びじゅつじょろん~」を実施します。アーティストインレジデンスや展覧会、ワークショップなど芸術家との交流で現代美術の魅力を発信します。

俳句文化の振興(“魂の俳人”藤枝市村越化石俳句大会開催事業)

俳句を通じて感性を磨き、言葉の力を学ぶ機会を創出することを目的に、市内の小・中学生に主体を置いた俳句大会を開催し、児童生徒の心の成長を促すとともに、本市における俳句文化の担い手育成と、その振興を図ります。また、教育委員会と連携して俳句・化石氏について授業に取り上げやすくするための資料作成をします。

文化財課

文化財の保存と継承
文化財の保存と活用

国の指定文化財や登録文化財、県・市の指定文化財の保存と公開に努めます。なかでも、国指定史跡の志太郡衙跡、市指定史跡の田中城下屋敷をはじめ、東海道の松並木、明治宇津ノ谷隧道、鴫谷(しぎや)家の長屋門などの史跡や建造物については、来訪者が見学しやすいよう維持管理を行います。また、埋蔵文化財の保護や調査を通じて、郷土の歴史的文化遺産の保存と活用に努めます。

伝統文化の継承

県指定無形民俗文化財である高根白山神社古代神楽、滝沢八坂神社の田遊び、朝比奈大龍勢など、先人から受け継がれてきた芸能や技術の保存活動への支援を行い、後世へ継承を図ります。

藤枝市文化財保存活用地域計画の策定

本市の文化財や歴史資源を総合的に把握し、日本遺産認定を受けた構成文化財をはじめ、これらの保存活用を推進するため、文化財保護法による法定計画である「文化財保存活用地域計画」の作成に取り組みます。

博物館・文学館等の管理運営
郷土の歴史と文化の情報発信

郷土の歴史・文学・芸術などとふれあい、学ぶための生涯学習の場として、博物館、文学館からさまざまな情報を発信します。資料の調査・収集・整理・保存を通じて郷土の歴史と文化の掘り起こしと保存をはかり、さらに特別展や企画展の開催、体験学習・教育普及活動の推進により、郷土に対する理解や愛する心を育てます。

日本遺産記念の博物館特別展「西駿河東海道展」開催

日本遺産に認定された、江戸時代の「弥次さん・喜多さん 駿州の旅」にちなみ、東海道の宇津ノ谷峠・岡部宿・藤枝宿をテーマに、江戸時代の実物の歴史資料・浮世絵等の絵画資料を展示し、当時の峠越えの旅や宿場町の賑わいを紹介し、市内2宿1峠の歴史・特色・魅力を発信します。

子育て世代向けの文学館・絵本原画展開催

子育て世代が絵本に親しみ、原画を間近に見ながら、なじみ深いストーリーや作品の世界に触れ、情操を豊かにする機会を提供します。平成29年度から様々な作品をとりあげて継続し、本年度は、国際的に活躍する作家の降矢なな、県内在住の絵本作家・鈴木まもるの絵本原画展を開催し、個性豊かな作風や、創造力に富んだ作品世界を紹介します。

収蔵資料を活用したシニア世代向け「博物館回想法」事業

令和元年度から地域回想法研修を開催して養成した運営ボランティアの協力により、令和2年度から実施している「藤枝おもいでサロン」では、館蔵資料を使いながら懐かしい話に花を咲かせるグループワークを行い、シニア世代の生き甲斐向上や博物館の利用促進を図ります。

お問い合わせ

教育政策課
〒426-8722 静岡県藤枝市岡出山1-11-1 藤枝市役所西館4階
電話:054-643-3045(総務係、学校事務指導係、施設営繕係)
054-643-3271(教育政策係、学校教育係)
ファックス:054-643-3610

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更新日:2021年04月05日