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2017年の展示会

更新日:2018年4月25日

文学館特別展「大正ロマン展~まさをと夢二~」

平成29年(2017)は、加藤まさを(本名・正男)が志太西益津村(現・藤枝市大手)に生まれてから120年目となる節目の年です。
幼少期を祖父母とともに藤枝で過ごしたまさをは、西益津尋常高等小学校を修了後、父母のもとに上京します。立教大学在学中には学業のかたわら、詩や童謡、画を発表します。大正8年(1919)には『アンデルセン童話』『花の精』などの絵はがきを上方屋平和堂から次々と刊行したところ、これが大変な人気を呼び、一躍有名になりました。
まさをは、抒情画家としての活動に加え、小説の執筆や薔薇(そうび)楽譜出版社の設立など、活躍の幅を広げていきました。
抒情画の礎を築いたというわれるのが、竹久夢二です。「夢二式美人」とも称される独特な雰囲気の美人画を生み出した夢二はグラフィックデザイナーの先駆けとも評価され、その作品は今なお多くのファンに愛されています。
本展では、大正ロマンの時代を代表する抒情画家である、加藤まさをと竹久夢二が残した美しい作品の数々をご紹介します。

とき

2017年2月18日(土曜日)~3月31日(金曜日)

文学館特別展「大正ロマン展~まさをと夢二~」(PDF:593.9KB)

博物館企画展「お正月を飾る郷土玩具展」

博物館企画展「お正月を飾る郷土玩具展」

平成29年の酉年にちなんだ全国各地のにわとりの郷土玩具や、お正月の年賀切手のデザインとされた十二支の郷土玩具を展示します。

郷土玩具に込められた、おめでたいお正月のデザインをお楽しみください。

とき

2017年1月7日(土曜日)~2月12日(日曜日)

博物館企画展「お正月を飾る郷土玩具展」(PDF:1.6MB)

文学館企画展「杉山惠一の世界~生物学者が愛した美と文芸~

文学館企画展「杉山惠一の世界」

自然を愛した生物学者・杉山惠一は、ビオトープ※という概念を日本国内に広めたパイオニアとして広く知られています。1980年代後半より「自然復元」という手法の確立に貢献し、藤枝市内を始め全国各地のビオトープ構築の監修をするなど、自然環境の保全に尽力しました。

その一方で、様々な表現手法を用いる文芸作家としての顔も持ち合わせていました。人並み外れた観察眼で自然や人々を描いた小説は、研究者としての一面が存分に生かされています。また、読者を異次元の世界に誘う、豊かな想像力で描かれた奇想天外な小説を生み出しました。そのほかにも、抽象画や造形作品といった美術分野にも才能を発揮し、ジャンルを超えて数多くの作品を生み出しました。

今回の展示会では、生涯をかけて追い求めた自然科学の研究成果に合わせ、杉山が築いた独自の文芸世界と美の世界を紹介します。マルチな才能による、自由な感性で創造した作品群をお楽しみください。

 

※ビオトープ:生物の生息空間のこと、開発等により多くの自然が破壊されるなかで、遺された貴重な生物生息空間として、ビオトープを保持したり、消失したところを復元、創出する活動が全世界的に展開されている

とき

2017年1月7日(土曜日)~2月12日(日曜日)

文学館企画展「杉山惠一の世界~生物学者が愛した美と文芸~」(PDF:611.7KB)

博物館企画展「昭和レトロデザイン展~懐かしのホーロー看板とレトロゲーム体験」

昭和レトロデザイン展

ホーロー(琺瑯)看板とは、屋外掲示用として光沢のある塗装屋印刷で仕上げられた鉄製看板のことです。明治20年代に誕生し、テレビ・新聞などが家庭に浸透する昭和50年代まで、商品広告デザインの代表格として存在し続け、人の目に触れる商店の店先やバス停・駅や塀・電柱など、至る所に掲示されました。
ホーロー看板の魅力は、時代や世相を反映した個性的なデザインやキャッチコピーの妙です。ホーロー看板のレトロデザインを通して、商品の流行や企業の変遷、さらに昭和時代の世相、昭和の暮らしぶりなどが見えてきます。
今回の企画展では、約6,000枚という日本一のホーロー看板収集家として有名な佐溝力さんのコレクションを紹介します。日本の広告文化史の上でも貴重な佐溝コレクションの多彩なホーロー看板をぜひこの機会にご鑑賞ください。
併せて、昭和30年代から60年代にかけて駄菓子屋の店先に置かれたレトロな10円ゲーム機も展示します。実際にゲーム体験ができますので、親子でお楽しみください。

とき

2017年4月8日~5月21日

博物館企画展「昭和レトロデザイン展」チラシ(PDF:1MB)

文学館企画展「小川国夫と聖書」

小川国夫と聖書

小川国夫は、8歳の時に母親に連れられて教会へ行き、9歳の時に参加した土曜学校で、初めて旧約聖書の世界や聖書物語に触れました。その後、旧制静岡高等学校(現在の静岡大学)在学中にカトリックの洗礼を受け、20歳のころ小説を書き始めました。

小川国夫は、『逸民』(昭和61年判)の後記で、書くべき作品として「三筋」の流れを記しています。

その第一の筋として、「聖書の世界を拡大したり、変形したりした物語の流れ」を挙げています。その筋に沿った最初の作品は「枯木」(『アポロンの島』収載)でした。以後「枯木」は、小川文学の象徴的な作品のひとつとなっています。

展示会では、小川に大きな影響を与えたキリスト教との関わりについて、幼少期における聖書との出会いから学生時代の藤枝カトリック教会での活動、作家かつ信者として捉えたキリスト教に対する思考、聖書に関連した作品などを紹介します。

とき

2017年4月8日~5月21日

文学館企画展「小川国夫と聖書」チラシ表面(PDF:230KB)

文学館企画展「小川国夫と聖書」チラシ裏面(PDF:337.8KB)

藤枝市郷土博物館開館30周年記念特別展「駿河の戦国大名今川氏展」

雪斎長老

足利一門の名族・今川氏は南北朝時代から戦国時代にかけて約230年にわたり、守護大名、のちに戦国大名として駿河国及び遠江国を領有・支配しました。南北朝の動乱期に、足利尊氏に従って戦功を挙げた駿河今川氏の初代・範国と二代・範氏は、駿河・遠江における南朝方勢力を駆逐し、駿河国守護に任じられました。以後、今川氏は代々、駿河守護を歴任し、東海地方の名門大名として君臨します。七代・氏親の代には遠江国守護に任じられ、最晩年には「今川仮名目録」を制定し戦国大名として成長します。異母兄との家督争い「花蔵の乱」に勝利した九代・義元は三河国へ侵攻し、駿遠三3か国の戦国大名として強盛を誇りますが、永禄3年(1560)の桶狭間の戦いで織田信長に敗れ戦死します。最後の当主、十代・氏真は今川家の衰退を止められず、永禄12年、掛川城を退去し北条氏へ身を寄せたことで、戦国大名今川氏は滅亡しました。

本展では、静岡県内に残る今川氏ゆかりの古文書・歴史資料を展示し、今川氏の駿河支配の軌跡をたどります。駿河の南北朝動乱に関わる「駿河伊達家文書」(京都大学総合博物館所蔵)を県内初公開します。また、「花蔵の乱」に関する重要文書「岡部文書」(当館蔵)のほか、完成した花倉城(葉梨城)の城郭模型をお披露目します。今川氏歴代当主が発給した古文書の展示を通して、駿河今川氏十代の歴史を振り返ります。

とき

2017年6月2日(金曜日)~7月17日(月曜日・祝日)

博物館特別展「駿河の戦国大名今川氏展」チラシ(PDF:8MB)

とびだす絵本ワールド展~どきどきとわくわくのページを開こう!~

飛び出す絵本展

とびだす絵本の仕掛けは「折り」「貼り」を巧みに組み合わせてできており、工夫によって様々な仕掛けが生み出されています。平面の紙が本の中から飛び出し目の前に立ち現れる、あるいは複雑に組み上げられた立体物が平面に折りたたまれていく様子は、まるで魔法のようです。仕掛け絵本を見て、ページをめくることは想像力や思考力を大いに刺激するでしょう。

19世紀にドイツで活躍したメッゲンドルファーやニスターといった作家が、とびだす絵本などの現代仕掛け絵本の生みの親といわれています。文学館開館10周年を記念して開催する本展では、古典的な作品から現在活躍中のビジュアルアーティストのロバート・サブダの作品まで、さまざまなとびだす絵本約200点を取り上げ、「仕掛けの世界」を魅力をひもといていきます。

子どもから大人まで魅了する、とびだす絵本の世界をぜひお楽しみください。

とき

2017年7月22日(土曜日)~9月3日(日曜日)

文学館特別展「飛び出す絵本ワールド展」チラシ(PDF:1.8MB)

郷土博物館特別展「二つの東海道五十三次―江戸の広重と昭和の関野凖一郎―」

関野凖一郎「藤枝宿」

本市に東海道五十三次の宿場町「藤枝宿」「岡部宿」があったことにちなみ、江戸時代と昭和時代の2つの「東海道五十三次」風景版画シリーズを紹介します。浮世絵の巨匠・歌川広重が描いた最高傑作「保永堂版東海道」と、昭和の木版画の第一人者・関野凖一郎が描いた県内初公開の高度経済成長期の東海道五十三次。2つの大作シリーズを見比べながら、昔も今も日本人を惹きつけてやまない「東海道」の魅力や風景の移り変わり、旅愁を感じてみませんか。

とき

平成29年9月14日(木曜日)~10月25日(水曜日)

博物館特別展「二つの東海道五十三次」チラシ(PDF:3.3MB)

郷土博物館開館30周年記念特別展「静岡ゆかりの名刀」

大村加卜の刀剣画像

郷土博物館開館30周年を記念して、静岡県(駿河・遠江両国)ゆかりの刀工の刀を一堂にあつめて展示します。東海道が東西に横断し重要地域であった駿河・遠江両国は、室町・戦国時代には戦国大名の今川・武田・徳川各氏が激しい攻防をくり広げ、刀剣の需要が高い土地柄であり、城下周辺を中心に多くの刀工を生み出しました。室町時代に繁栄し天下に名の知られた駿河の島田鍛冶や、中遠地方の要衝「高天神城」で刀剣需要に応えた遠州の高天神鍛冶などがその代表格です。
本展では、島田鍛冶・高天神鍛冶の刀剣の他、駿河に生まれ越後高田藩や水戸藩に藩医として仕える傍ら作刀した大村加卜の刀や、江戸時代初期に駿府で作刀した南紀重国の刀など、作刀例が少ない珍しい刀剣も展示します。最後の将軍・徳川慶喜所用の脇差、牧之原開墾に従事した旧幕臣で一刀正伝無刀流の剣士・服部長賢が帯びた刀も紹介します。
静岡ゆかりの刀剣を通して、地域と刀剣の歴史をたどり、武士の魂ともされた日本刀の歴史とその光り輝く魅力をご堪能いただきます。併せて、刀剣を装った粋なデザインの刀装具(鐔・目貫・小柄・笄・三所物)も展示します。刀工たちの技術の粋と、武士の美学を感じていただく機会になれば幸いです。

とき

平成29年11月3日(金曜日・祝日)~12月17日(日曜日)

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お問い合わせ先
郷土博物館・文学館
〒426-0014 静岡県藤枝市若王子500
電話:054-645-1100
ファックス:054-644-8514

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