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明治維新150年特別展「藤枝発!駿河の幕末維新展」

更新日:2018年11月5日

本年の明治維新150年を記念して、藤枝や静岡における激動の幕末維新の歴史を紹介します。緊迫を深める幕末情勢下、慶応3年(1867)10月、15代将軍・徳川慶喜が朝廷に大政奉還し、12月、朝廷が王政復古を宣言して、徳川幕府による全国統治は終わりを告げます。翌年正月の鳥羽・伏見の戦いで幕府軍が新政府軍に敗れると、慶喜は朝敵とみなされ、武力倒幕を目指す新政府軍の東征が開始されます。予定された江戸総攻撃は、東征大総督府参謀・西郷隆盛と幕臣・山岡鉄舟による駿府会談と、それに続く西郷と勝海舟による江戸会談によって直前に回避され、江戸無血開城が実現しました。最近、講和を実質的に決めた駿府会談の重要性が高く評価され、会談に臨んだ山岡鉄舟と、鉄舟を徳川慶喜に推挙した義兄・高橋泥舟(のちの田中奉行)が江戸無血開城の真の功労者であるという学説が発表されています(岩下哲典著『江戸無血開城』)。展示では、駿府会談をのちに記録した山岡鉄舟自筆の資料(東京・全生庵所蔵)を紹介します。

さて、徳川家は明治元年(1868)、駿河府中藩(のちの静岡藩)70万石へ転身を余儀なくされ、静岡の地に多数の幕臣たちが移住しました。その後、明治4年7月の廃藩置県まで約4年間という短期間ながら、旧幕臣たちの活動は教育・文化・殖産興業など多方面にわたり、近代静岡の発展に大きな功績を残しました。

本展では、藤枝を治めた駿河田中藩の退去から静岡藩の成立に至る一連の歴史や、静岡や藤枝へ移住した旧幕臣たちの活躍にスポットを当てて、ゆかりの歴史資料を展示します。取り上げる旧幕臣として、幕末三舟として知られる、【1】駿府会談の功労者・山岡鉄舟、【2】田中奉行・高橋泥舟、【3】のちに「近代日本経済の父」と呼ばれ大実業家となった渋沢栄一(藤枝市友好都市・埼玉県深谷市の出身)、【4】水利路程掛として活躍し、住民から感謝されて生き神として祀られた松岡萬、【5】藤枝や牧之原へ移住し、幕臣子弟の教育に尽力した伊佐新次郎岑満、【6】朝比奈山開拓に尽力した石井謙次郎などの功績を紹介します。

明治維新150年特別展「藤枝発!駿河の幕末維新展」の詳細
分野

郷土博物館・文学館

とき

2018年11月23日(祝日)~2019年1月20日(日曜日)午前9時~午後5時

休館日:月曜日、12月28日(金曜日)~2019年1月4日(金曜日)

ところ 藤枝市郷土博物館・文学館

藤枝市若王子500

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料金

大人300円、中学生以下無料

問い合わせ先

郷土博物館・文学館
〒426-0014 静岡県藤枝市若王子500
電話:054-645-1100
ファックス:054-644-8514

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